「ワーグナー・プロジェクト」とは、現実の都市空間でツアー・パフォーマンスなどのプロジェクトを展開してきた高山明/Port Bが、民衆による新たな歌/芸術が生まれる過程が描かれ、芸術や都市の祝祭を更新しようとした歌劇王ワーグナーによる歌合戦オペラ「ニュルンベルグのマイスタージンガー」の”上演”を試みるプロジェクトです。
ワーグナー・プロジェクト
開催日時:2023年3月2日(木)-5日(日)
会場:大分市・祝祭の広場(府内町1-1-1)
詳細は公式ページをご確認ください。
About the Artist
高山明 Artist Page
1969年生まれ。2002年、演劇ユニットPort B(ポルト・ビー)を結成。実際の都市を使ったインスタレーション、ツアー・パフォーマンス、社会実験プロジェクトなど、現実の都市や社会に介入する活動を世界各地で展開している。近年では、美術、観光、文学、建築、都市リサーチといった異分野とのコラボレーションに活動の領域を拡げ、演劇的発想・思考によって様々なジャンルでの可能性の開拓に取り組んでいる。主な作品に『シドニー歌舞伎プロジェクト』(シドニー)、『ワーグナー・プロジェクト』(横浜)、『マクドナルド放送大学』(フランクフルト、ベルリン)、『東京ヘテロトピア』(東京)、『ピレウス・ヘテロトピア』(アテネ)、『北投ヘテロトピア』(台北)、『ベイルート・ヘテロトピア』(ベイルート)、『横浜コミューン』(横浜)、『個室都市ウィーン』(ウィーン)、『国民投票プロジェクト』(東京、福島ほか)、『完全避難マニュアル』(東京、フランクフルト)など多数。また、横浜トリエンナーレ(2014年)、メゾンエルメス(2015年、東京)、六本木クロッシング(2016年森美術館、東京)、シャルジャ・ビエンナーレ(2017年)、シドニー・ビエンナーレ(2018年)などの展覧会にも参加。東京藝術大学大学院映像研究科准教授。