磯崎新は2022年12月28日、天寿を全うし満91歳にて永眠いたしました。
ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご通知申し上げます。
なお、葬儀及び告別式は磯崎が晩年を過ごした沖縄で、2023年1月4日友人や家族のもと執り行われました。
MISA SHIN GALLERYは今後も磯崎の建築、芸術、思想などを横断する活動とそのレガシーをリプレゼントいたします。
磯崎新 Isozaki Arata (1931 – 2022)
1931年大分市生まれ。1954年東京大学工学部建築学科卒業。1963年磯崎新アトリエを設立。以降、群馬県立近代美術館、ロサンゼルス現代美術館、バルセロナオリンピック競技場など世界各地で建築や都市の設計に携わり、近年では、カタール国立コンベンションセンター、ミラノアリアンツタワー、上海シンフォニーホール、湖南省博物館、中央アジア大学、また中国河南省鄭州市の都市計画なども手がける。ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館コミッショナーなど、世界各地での建築展、美術展のキュレーションや、コンペティションの審査委員、シンポジウムの議長なども務める。近年の個展に「磯崎新の謎」大分市美術館(2019)など。「メタボリズムの未来都市」森美術館(東京 2011)、「ジャパン・アーキテクツ1945-2010」金沢21世紀美術館(2014)、「The Emergence of Contemporary: Avant-Garde Art in Japan 1950-1970」 Paço Imperial(リオデジャネイロ 2016)、「Aerodream. Architecture, design and inflatable structures 1950-2020」Centre Pompidou-Metz(フランス 2021)など国内外の展覧会に多数参加。